秋冬の乾燥期にジュエリーを長持ちさせる手入れ方法
Coral Rain Valley 制作ノート —
空気が乾燥する季節、金属と石のケアで気をつけること
10月を過ぎると、空気が乾燥し始めます。ジュエリーにとって、この季節は変色や表面の劣化が起きやすい時期でもあります。日常的なケアで防げることが多いので、工房での作業をもとにまとめました。素材や石の種類、お手持ちの品の状態によって、適した手入れは変わります。
シルバーが黒ずむ原因
シルバーの黒ずみは、空気中の硫黄成分との反応(硫化)によって起きます。温泉地や、硫黄を含む温泉水を使う施設の近くでは特に早く進みます。汗や化粧品、ゴムとの接触も硫化を促します。
秋冬は室内の暖房で空気が乾燥し、静電気が発生しやすくなります。静電気自体がシルバーを変色させるわけではありませんが、ほこりや化学物質が付着しやすくなるため、間接的に変色の原因になることがあります。
日常的なケアの方法
使用後は柔らかい布で軽く拭いてから保管します。シルバー専用のクロスがあれば、週に一度程度拭くと変色の進行を遅らせられます。保管は密閉できる袋や箱が望ましいです。空気との接触を減らすことが、硫化を遅らせる最も簡単な方法です。
- 使用後は柔らかい布で拭く
- 保管は密閉できる袋や箱に
- 化粧品・香水を付けた後にジュエリーを着ける
- 温泉・プールでは外す
- ゴム製品との長時間接触を避ける
黒ずんだときの対処
軽い黒ずみは、シルバー専用のクロスで磨くと取れることが多いです。それ以上の変色は、重曹と水を使った方法や、市販のシルバークリーナーで対処できます。ただし、石がついている作品に重曹やクリーナーを使う場合は注意が必要です。石の種類によっては、薬品で表面が傷むことがあります。
工房でお作りした作品は、磨き直しの対応をしています。自分で対処するのが不安な場合は、工房へのご連絡をいただければ状態を確認します。
ジュエリーの手入れは、使い続けるための習慣です。わからないことがあれば、工房にお気軽にお問い合わせください。